花粉症で醤油に含むアレルゲン物質に反応する事も

花粉症と言えば、スギやヒノキの花粉が思い浮かびますが、他にもシラカバや草本類の花粉症も増えています。北海道では、スギやヒノキが少ない代わりにシラカバが多く生息していて、そのため、この地域では、シラカバの花粉症が多いのです。近年増えてきているのは草本類の花粉症です。草本類のうち、イネ科のカモガヤやセイタカアワダチソウ、キク科のヨモギやブタクサなどは、公園や空き地、ピクニック先など子供を中心として接触する機会の多い場所に生育しており、背丈も2m前後であるために、花粉症が増えているのです。シラカバや草本類の花粉は、口腔アレルギーを引き起こすこともあります。これは、花粉のアレルゲンと似た構造の野菜や果物を食べた時に口腔内にかゆみや腫れなどを引き起こすものです。また、原因となる食品と同じグループに属する食品は同じようにアレルギー症状を示す傾向があります。
イネ科植物の場合、小麦や大麦などのイネ科植物や米などにアレルギー反応を示すようになってしまうことがあります。小麦や米を使用した食品が食べられなくなることもあるのです。また、シラカバの花粉と反応するリンゴやモモと交差反応する食品としては大豆があります。
醤油には小麦や大豆などのアレルゲン物質が含まれています。醤油は、発酵食品で、アレルゲン物質の多くは発酵により分解され、アレルゲン性を持たなくなっている場合が多く、重篤なアレルギー症状を引き起こすことは少ないと言われています。しかしながら、小麦は重篤な症状を示すことで知られており、微量のアレルゲン物質の摂取により起こる可能性はあります。
花粉症で小麦や大豆にアレルギーがあると疑われる場合は醤油にも注意が必要です。